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ボルボ・カーズ奈良”アマゾンリストアプロジェクト”の記録(STEP1~STEP5)

【最終回】当社でのアマゾン122S復活の軌跡の記録です

アマゾンリストアプロジェクトの記録

 

2016年12月下旬  

      ボルボアマゾン購入。

      中古車売買市場で購入。

      詳細は不明でしたが、高くもなく、安くもなく購入(笑)。

      殆ど衝動買いに近いかもですね、、、(-_-;)

 

      最近では、ボルボジャパンの木村社長所有の

      1971年式のP1800を新車以上の完璧なコンディションに戻す

      レストレーションを実施したり、それがきっかけで!?、

      クラッシク・ボルボを末永く楽しんでもらうことを目的に、

      クラシック・モデルに特化した

      ボルボ・クラシックガレージ(町田市)が最近始動したこともありました。

 

      私たちボルボディーラーもメカニックを中心に、

      ボルボ車専門技術集団としての矜持、

      そして、自動車少年だった頃のようなワクワク感を感じての

      ””ボルボ・カーズ奈良 アマゾンリストアプロジェクト”の始動です!

 

      車両名:ボルボアマゾン 122S

      外装  :白

      内装  :レッドレザー調

      走行距離:39,361km

      初度登録:昭和41年(西暦1966年)    

              

2017年1月中旬

【STEP1】窓の修理

最初に着手したのが運転席(左ハンドル)の窓でした。

窓が閉まらないと保管すら出来ない。

プロジェクトメカニックリーダーの益田が、
運転席の内張りを慎重に外します。
老朽化した内張りを外すのも至難の技。。。

ようやく外してみると...

窓を上下に巻き取るワイヤーが外れてただけでした。
大きな修理にならなくて良かった(^^)/

      

2017年1月下旬

【STEP2】バッテリー不良

バッテリーの問題だけではなく、
発電機の発電不良であることが発覚。

通常13.8ボルト以上必要な発電が、
12ボルトしかない(-_-;)
発電機の電圧を調整してるレギュレーターの故障と判断。

部品がその部分だけで交換できないので、
発電機自体を交換しました。

パーツは純正品が入手できず、デンソーのリンク品を購入し、
ベテランメカニックの廣瀬が交換しました。
同時にバッテリーも交換し、

ようやく、エンジン一発始動!!

 

2017年2月上旬

【STEP3】クラッチ不良の修理

クラッチが油圧式で、作動部分からオイルが漏れていました。

OHも部品が無いのでできません、、、
今回の修理なかなかすんなりとはいきません、、、

ここで、ボルボカージャパンの
クラッシクガレージに問い合わせたら、
輸入品で部品調達できるとのこと。
いい情報ゲット!ありがとうございます!

早速取引先のパーツ店に問い合わせたら、
輸入なので、時間が掛かるが手に入るという返事でした。
取り寄せに3週間。

待つしかない。。。

 

次回は【STEP4】ボディー修理をお知らせします(^^♪

 

2017年3月上旬

【STEP4】ボディー修理

パーツ待ちの間に、ボディー修理を進めます。

扉の傷修理、リアの凹みの修理、底周りの錆止め等が必要。

取引先のペイントショップさんに車を修理に依頼しました。
当然、ボルボ認定工場だけあって、技術や設備は最上級です。

しかし、やはり、50年以上の車です。
プロのペイントショップさんもなかなか困難な作業で、
高度な技術が必要です。

ボディをマスキングして、
丁寧に傷の修理、凹んだ箇所の修理、錆止めスプレーの塗布を
行います。
仕上げにWAXを掛けてピカピカになって戻ってきました。

念のためキャブの状態を確認しましたが、綺麗でした

 

2017年4月中旬

【STEP5】クラッチ不良修理2回目 

(アマゾンリストアプロジェクト最終回)

 

いよいよクラッチの修理です。パーツは生産中止で、日本では入手できませんでした。

取引先のパーツ店で、アメリカから輸入してもらうことに。

ただ、入荷までに数日を要しました。

そしてパーツが届き、オリジナルと変わりないか確認しました。

幸い何の加工もなく取り替えできそうでした。

 

早速担当メカニックの益田の腕の見せ所です。

まずはミッション側、オペレーターから交換です。

このパーツは、クラッチを踏んだ時発生した油圧で動き、

クラッチを切ったり繋いだりする大変重要なパーツです。

リフトアップしてレバーからオペレーターを外し交換しました。

 

次はマスターシリンダーの交換です。

室内のクラッチペダルに繋がってるロットを外し、油圧が通るホースを外し、マスターシリンダーを取り外します。

そして、新品のマスターシリンダーの取付。外した逆の順序で丁寧に組み上げて行きます。

 

仕上げはエア抜きです。

作動油はブレーキオイルです。

マスターシリンダーやホース、オペレーターに入った空気を抜いてあげないと、正常に作動しません。

これは二人がかりの作業です。一人がクラッチペダルを踏み、もう一人がマスターシリイダーやオペレーターから空気を抜きます。何度も繰り返し、空気が出なくなって、オイルだけが出るようになったら終了。。。

 

そしていよいよ作業完了の最終確認です!

 

エンジンをかけて、、、

クラッチの作動を確認。

、、、おー、調子よいです!

何度かクラッチを踏んだり、車を動かして、リフトアップしてオイルの漏れを確認。

 

漏れはありませんでした!!

 

これでとうとう完成です!!

数ヵ月に渡る「アマゾンリストアプロジェクト」もこれで、ひとまず第一章完結です!!

皆様ありがとうございました!(^^)!

 

数カ月前に、『私たちボルボディーラーもメカニックを中心に、

ボルボ車専門技術集団としての矜持、そして、自動車少年だった頃のようなワクワク感を感じて』の

””ボルボ・カーズ奈良 アマゾンリストアプロジェクト”の始まりでした。

手前味噌ですが、当社メカニック(特に担当の益田君、良く頑張ってくれました!)

 

応援して頂いた多くの方々に感謝です、ありがとうございました。

 

来月8月には、オーナー様同乗試乗会を考えております。

 

どうぞ、お楽しみに!